「NISAで利益が出たら、税金って払うの?」 「確定申告しないといけない?」
NISAを始めたばかりのころ、私もこの疑問がずっと気になっていました。
結論からお伝えします。
NISA口座で得た利益には税金はかかりません。確定申告も不要です。
この記事では、50代から投資を始めた私の視点で、NISAと税金の関係をわかりやすく整理します。
NISAの利益は非課税|通常の投資と何が違う?
通常、株式や投資信託で利益が出ると、約20.315%の税金がかかります。
たとえば10万円の利益が出た場合:
- 通常の口座(特定口座)→ 約2万円が税金として引かれる
- NISA口座 → 税金0円、10万円まるごと手元に残る
この差は、長期投資になればなるほど大きくなります。
NISAは「少額投資非課税制度」の略で、国が用意した税制優遇の仕組みです。NISA口座で運用している間は、利益・配当金ともに非課税になります。
確定申告は必要?
基本的には不要です
NISA口座の利益だけであれば、確定申告は必要ありません。
なぜなら、証券会社が税務処理を代行してくれるからです(特定口座・源泉徴収ありの場合)。
確定申告が必要になるのは、主に以下のケースです:
- 複数の証券会社の口座で損益を通算したいとき
- 医療費控除など他の控除と合わせて申告するとき
- 特定口座ではなく「一般口座」を使っているとき
NISAだけ・特定口座(源泉徴収あり)だけを使っている方は、確定申告は不要と覚えておけば大丈夫です。
50代が特に注意したいポイント
① 配当金の受け取り方に注意
投資信託や株の配当金は、受け取り方によって課税・非課税が変わります。
| 受け取り方 | 課税 |
|---|---|
| NISA口座内で再投資(株式数比例配分方式) | 非課税 |
| 銀行口座に振り込み(配当金領収証方式など) | 課税される |
せっかくNISAで運用していても、受け取り方を間違えると課税されてしまいます。証券会社の設定を一度確認しておくと安心です。
② NISAと特定口座を混在させるとき
NISAと通常の特定口座を両方使っている場合、利益・損失の扱いが別々になります。
- NISA口座の利益 → 非課税
- 特定口座の損失 → NISAの利益と相殺(損益通算)できない
これを知らずに「NISAで儲かったから、特定口座の損と相殺できる」と思っていると誤算になります。
③ パート主婦の方は扶養への影響は?
NISAの利益は非課税所得のため、扶養の判定に使われる「合計所得金額」には含まれません。
つまり、NISAで利益が出ても扶養から外れる心配はない、ということです。
※ただし配当金を課税口座で受け取った場合は所得に含まれる場合があります。詳しくはパート主婦のNISAと扶養の関係もご覧ください。
結局、50代からNISAを始めてもお得?
私がNISAを始めたのは52歳のとき、今から5年前のことです。
当時は「もう遅いかな」「難しそう」と二の足を踏んでいました。でも、あのとき一歩踏み出した自分を、今は本当にほめてあげたいと思っています。
50代からでも、全然遅くありません。
「もう50代だから遅い」と思っていませんか?
答えはNOです。
たとえば55歳から新NISAを始めたとして、65歳まで毎月5万円(年60万円)を積み立てたとします。
- 積立総額:600万円
- 年利5%で運用できた場合の想定額:約755万円
- 通常口座なら利益約155万円に対して税金約31万円 → NISAならまるごと手元に残る
非課税の恩恵は、残り10〜15年でも十分に受けられます。
大切なのは「始めるタイミング」より「始めるかどうか」です。
まとめ
- NISA口座の利益は非課税、通常の投資より約20%お得
- 確定申告は基本的に不要(特定口座・源泉徴収ありの場合)
- 配当金の受け取り方は株式数比例配分方式に設定するのが◎
- NISAの利益は扶養の判定に影響しない
- 50代からでも非課税メリットは十分に受けられる
NISAを始めるなら、口座選びも大切です。次の記事では楽天証券とSBI証券の比較をまとめています。
→ 50代からNISAを始めるなら楽天証券とSBI証券どちらがいい?
また、NISAと一緒に検討したいiDeCoとの違いについても書いています。
→ iDeCoとNISAどちらを優先すべき?50代の正解パターン
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