「NISAで利益が出たら、扶養から外れてしまうの?」
パート主婦の方からよく聞かれる疑問です。せっかくNISAを始めようと思っても、扶養への影響が心配で一歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えします。
NISA口座で得た利益は、扶養の判定に影響しません。安心してNISAを始めてください。
この記事では、扶養の仕組みとNISAの関係をわかりやすく整理します。
扶養の判定に使われる「所得」とは?
まず、扶養の仕組みを簡単に確認しておきましょう。
扶養に入れるかどうかは、「合計所得金額」で判定されます。合計所得金額とは、1年間に得たさまざまな所得を合計したものです。
扶養の判定に含まれる所得の例:
- パートやアルバイトの給与収入(給与所得)
- フリーランスや副業の収入(事業所得)
- 不動産収入(不動産所得)
- 課税口座(特定口座・一般口座)での投資利益
一方、合計所得金額に含まれないものもあります。
- 非課税口座(NISA口座)での利益
- 雇用保険の失業給付
- 健康保険の傷病手当金
つまり、NISA口座の利益は最初から「所得」としてカウントされない、ということです。
NISAの利益は「所得」に含まれない
NISAは「少額投資非課税制度」です。NISA口座で運用して得た利益は、非課税所得として扱われます。
非課税所得は合計所得金額に含まれないため、扶養の判定にまったく影響しません。
具体的なイメージで確認してみましょう。
たとえばパート収入が年100万円、NISAで50万円の利益が出た場合:
- パート収入100万円 → 所得に含まれる
- NISAの利益50万円 → 所得に含まれない
- 合計所得金額 → パート収入分のみで計算される
NISAでどれだけ利益が出ても、扶養の判定には関係ない、ということです。
ただしこの2つは注意が必要
NISAの利益は扶養に影響しないとお伝えしましたが、以下の2つのケースは注意が必要です。
① 配当金を課税口座で受け取った場合
投資信託や株の配当金は、受け取り方によって課税・非課税が変わります。
NISA口座内で配当金を受け取る場合でも、設定によっては課税口座経由になってしまうことがあります。その場合は所得として扱われ、扶養判定に影響する可能性があります。
対策:証券会社の設定を「株式数比例配分方式」にしておくと、NISA口座内で非課税のまま受け取れます。一度設定を確認しておくと安心です。
② 特定口座(源泉徴収なし)で利益が出た場合
NISA口座ではなく、通常の特定口座(源泉徴収なし)で利益が出た場合は、確定申告が必要になり、所得として扱われます。
NISA口座で運用している限りはこの心配は不要ですが、複数の口座を使っている方は注意しておきましょう。
パート収入とNISAを両立するときの考え方
パート主婦の方が気にする「収入の壁」とNISAは、まったく別の話です。
- 103万円の壁(所得税の扶養)
- 130万円の壁(社会保険の扶養)
これらはパート収入に対するルールであり、NISAの利益は関係ありません。
つまり、パート収入を103万円以内に抑えながら、NISAでしっかり資産形成することは問題なくできます。
家計の余裕分を少しずつNISAの積立に回していく、というイメージで始めてみてください。月1万円からでも、長期で続けることで大きな差になります。
よくある質問Q&A
Q. NISAで100万円の利益が出たら扶養から外れる?
A. 外れません。NISA口座の利益は所得に含まれないため、扶養判定にまったく影響しません。
Q. 積立額(毎月の掛け金)が増えたら影響ある?
A. ありません。積立額はあくまで「自分のお金を投資に回しているだけ」なので、所得にはなりません。
Q. NISAと特定口座を両方使っている場合は?
A. NISA口座の利益は影響しません。ただし特定口座(源泉徴収なし)で利益が出て確定申告した場合は、所得として扱われる場合があります。
まとめ
- NISA口座の利益は非課税所得のため、扶養判定に影響しない
- パート収入の103万円・130万円の壁とNISAは別の話
- 配当金は株式数比例配分方式で受け取ると非課税のまま◎
- NISA口座で運用している限り、扶養を気にせず資産形成できる
扶養への影響を心配してNISAをためらっていた方も、安心して始めてみてください。
NISAと税金・確定申告の関係についてはこちらもご覧ください。
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